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3年ほど前から遊漁船業法の改定で「法定無設備」「非常用位置等発信装置」「救命いかだ」の設備を搭載の義務化の話が出ていたのですが、ついに施行が決まってしまいました。
令和8年10月1日より施行開始です。
施行を起算として次回の定期検査の間までに設備投資する必要がるので、猶予期間はあれど設備投資は必須になりました。

さて、この安全装置義務化でどのような影響があるのかちょっと考えてみた。
まず、一番はお金がかかること。
法定無線機の設置で10万、非常用位置等発信装置は結構高くて30万~50万、救命いかだが150万。
おいおい、、、そんな金あるかいな。
一応、助成金あるみたいだが、補助率1/2とな。やるなら全部だせよ。。。
平水域なら非常用位置等発信装置は不要とか、水温が20度未満にならなければ救命いかだが不要とかの特例はあるにしても、日本海側、東日本で小型で遊漁船をしているところはかなり厳しいのではないかと。
多分、小規模で運営している遊漁船はほとんどが辞めると思う。
遊漁船をやってる人って高齢の人が多くて、漁業上がりの人とか定年を迎えた人がほとんど。
そんな人達がこの設備投資をしてまで続ける意味があるのかと・・・
続けるとなると、
当然設備投資の費用がかかるので、船賃は上がります。
そもそも、釣り業界は衰退の一途。そこに今回の遊漁船業法改定で衰退のスピードが一気にあがるでしょう。
遊漁船が減って釣り人も減る。もう釣り具業界も別の分野での商売を模索しないといけないかもしれませんね。

上記は釣り人口の推移です。1998年は載っていませんが、一番のピークで2000万人くらいいました。
それが、25年くらいの間に1/4になってしまいました。
まぁ、時代っつーのもあると思いますが、それでも昔に比べてだいぶ減りました。
特に昨今は、陸(ブラックバス)→川(シーバス)→堤防(チヌ、クロ)→磯(ショアからの青物)→船と釣り人は流れおり、港湾保安法(2004年施行)で堤防釣りの禁止で船の需要が高まりました。
船だと、周りも気にせず気軽に釣りができます。でも、船が減るとなると・・・。
もう釣りする人がいなくなります。
初心者などの開拓は皆無となり、遊漁船も減ることで、本当に釣りが好きな人だけの業界となります。
もしかしたら、一番の打撃は釣り具業界かもしれません。人が減るので物が売れない。
ちょっと話は変わりますが、釣り具って高いイメージないですか?
これは釣り人口は減っても、売り上げは維持しないといけないので、必然的に物の値段が上がります。
これは仕方のないこと。人が減る場合、物の価値を上げるしかありません。
でも、釣りの本質を知っている人は自分で道具や仕掛けを工夫して釣りをします。
費用を抑えることの楽しさも釣りならではと思っています。
話はそれましたが、では遊漁船業法の改定で熊本ではどうなるでしょう。
熊本は有明海、八代海と平水域があります。
なので、最悪、法定無線と非常用位置等発信装置を搭載すればなんとか営業はできます。
また、沿海(富岡とか西海岸)も5月後半から12月までは水温の関係で救命いかだ無しで出ることができます。
しかし、やはり沿海に出れないのは痛い・・・特に3月から4月後半は鯛釣りでよく沿海にいくので、かなりきつい。
沿海にでれないので、平水域で釣れる場所を探さないといけなくなります。
この2、3年で八代海側、長島の方のポイント開拓をしないといけないなと思っています。
まぁ、とりあえずはなんとか営業はしますが、いつまで続けていけるかは未知数です。
間違いなく、遊漁船は減りますし、船賃も上がります。
釣りを愛する皆さんは、この「遊漁船業法の改定」をどうお考えになりますでしょうか。
事前に安全を確保することは大事なこと。人命は何にも変えることはできません。
設備増強ではなく、しっかりとした教育と認知が大事なのではないかと思ってます。
設備に安心して、無理な状況での出船とかあるかもしれません。(私は無いですよ!)
危険な海況ではでないこと!
これを徹底することが先なんじゃないですかね。
で、危険な状況で出た船は法律で罰すればいい。
遊漁船は許可制ですが、ちゃんと風速とか波高を決めて県に申請してます。
これを破った時に罰則を強化すればいいだけの話だと思うんです。
なんで、設備投資でどうにかしようと考えるかな・・・知床のカズ1だって、出てはいけない状況で出してますからね。。。
施行するまで、もっと遊漁船の現状や釣り業界を考えてほしかったですね。。。
長々とここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
これからも船釣りを楽しみたい人は、これです!
気の合う遊漁船を見つける!
です。
船長と仲良くなれば、ちょっとした調査や近場での小物釣りとかに釣れてってくれます。
遊漁船をやめても、船はありますので、どこかしらに連れてってくれますよ!
皆さんが楽しい船釣りライフを続けれるように、私も頑張ります!
ではでは・・・
