
足裏の鯛が調理しやすいです!
秋から年末ころまでテンヤで足裏~700gまでの数釣りができます。特に晩秋になってくると脂ものって最高にうまいです。
炙り、湯引き、腹側のお刺身は定番ですが、鯛めしにもいいですね。
でもでも~!!干物も最高に旨いですよ。
開くのがちょいと面倒ですが、そこさえクリアできれば、あとは干すだけ。北風が吹くこれから時期だからこそうまい干物が作れます。
材料
- 鯛 30㎝前後が3匹か4匹 45㎝までならグリルに入ります。(我が家のグリルなら)
- 水 2000ml
- 塩 200g

鱗を取り水洗いします。
普通に鱗をとって、しっかり水洗いしてヌメリを取ってください。
この時点ではまだ内臓は取らなくてOKです。

背開きします。まずは背側から包丁を入れます。
背から開いていきます。ここはそこまで難しくないです。包丁を少し入れて、骨があたることを感じながらゆっくり開いていきます。
事前に尾っぽ側に切り込みを入れておくといいです。
中骨にあたったら、ちょいと包丁をあげて、中骨と身をはがすような感じで開いていきます。
そのあとは、そのまま骨を感じながら開けば綺麗に開いていけます。



頭を開くのが一番の難所!ここさえクリアできればあとは楽です。
身側が開けたら、一番の難所の頭を開きます。鯛は頭が固いのでここが一番の難所です。
まず頭の付け根部分(身側)から包丁を入れていきます。頭を上からみて中心に包丁を入れます。ちょいと力がいると思います。出刃包丁で開くのがいいです。
下の写真はちょいと失敗です。中心に沿って落とせなかったパターンです。まぁこれでもいいっちゃいいです。味に影響はないです。


内臓とエラ、血合いをしっかりと取ります。
内臓とエラを取り、血合いを洗い流します。ササラなどがあれば便利です。

塩水に1時間ほど漬けます。
鍋(タッパでもOK)に水2000mlと塩を200g入れてよく攪拌します。
塩の量が人それぞれで、多い人だと1000mlに200gくらい入れる人もいます。
干物って塩分が高めと思われる方がいますが、料理の中では塩分は低い方です。
私はあまり塩は入れないので、2000mlに対して50gくらいしか入れません。なので食べた時はかなり薄味です。
攪拌したら、開きにした鯛を入れて、1時間くらい浸しておきます。必ず身全体が浸かるように入れてください。キッチンペーパーなどをかぶせるのもいいかもしれません。


1時間漬けたら、しっかりと水分と取って、干します。
1時間ほど浸けた鯛の水分をしっかり拭き取ります。水分があると、乾燥させるときに時間もかかり悪くなります。
干物用のゲージに入れて、冬なら1晩干せば完成します。11月だと、1日くらい干します。

焼けば香ばしい香りで美味いです。
もし、1日干しても乾いていない状態なら冷蔵庫で1日ラップをせずに入れておけば、ええ感じに水分は取れます。
干した鯛をグリルで焼いて完成です。焼き時間は大きさにもよりますが、足裏サイズ(30㎝前後)なら中火で10分から13分くらいで焼きあがります。
味が薄い場合はレモンなどの薬味を添えるのも良いと思います!
晩秋では鯛の数釣りシーズンです。旨い鯛をいろいろな調理で堪能しましょう!
