
キス釣りは初夏の風物詩
天草では4月下旬から梅雨入り前くらいがキスの旬を迎えます。特に5月下旬くらいからサイズも数も安定しだして楽しい釣りになります。
キスは小さい大物釣りと言われるくらい、簡単に釣れはするものの、アタリの取り方や合わせ方などが難しい釣りでもあります。
今回はキスの天ぷらを紹介します。捌き方も掲載しておきますが、もっと簡単にさばく方法もあるかもしれません。天ぷらなので、キスのさばくのが失敗sてもころもで調整できます。あまりシビアになる必要はありません。
天ぷらは油を楽しむ料理と思っています。新しい油で調理してください。
材料
- キス 20㎝~25㎝ 一人前3匹程度
- 油
- 天ぷら粉1カップ(なければ小麦粉でも可)
- 氷
- 炭酸 150ml(あればでOK)なければ水

頭を落として内蔵を取り水洗いします。
写真はすでに水洗い済みのキスです。水洗いしたらキッチンペーパーで水気をきります。

キッチンばさみで背ビレ、尻ビレを切ります。
他のサイトでは記載がほとんど見当たりませんが、私は背ビレや尻ヒレをキッチンハサミで切り落とします。ヒレがあったとしても油で揚げるので気にならないかもしれませんが一応落とします。なので、ヒレを気にしない方はそのままでもOKです。

背中から包丁を入れていきます。
背開きでキスを捌いていきます。中骨に包丁を当てながら開いていきます。コツは骨を感じながら包丁を入れると「コリコリ」と音を出しながら開いていきます。早くする必要はないでの、ゆっくりと丁寧にすれば難しくありません。

開いたあとの画像です。
開いたあとの画像です。まだ中骨は取っていません。

中骨を取ります
中骨を取るのがこの料理の一番難しいところです。ここも中骨を感じながらゆっくりと捌いていきます。尾に近ずくに釣れて背側が切れてしまう場合がありますが気にせずそのまま捌いていきます。背側が切れた場合も衣で調整できるので大丈夫です。

腹骨をすいて落とします。
腹骨をすいて落とします。ここもざっくりでいいです。綺麗に骨だけを落とす必要はありません。

中骨、腹骨は骨せんべいにしましょう。
捌いたあとの写真です。中骨と腹骨は塩コショウして骨せんべいにしましょう。

てんぷら粉に炭酸水(水でもOK)を入れます。
てんぷら粉に炭酸水を入れて混ぜます。あまり混ぜずに少しダマがあるくらいが丁度いいです。また、混ぜるときはボールの下に氷を引いて冷やしながら混ぜます。衣がしっかりと冷えていることがポイントです。
キスを衣にくぐらせて、油で揚げていきます。背が切れていても衣が補強してくれるので問題ありません。

新鮮な油で揚げます。
古い油だと衣に油のにおいが付いて台無しになるので、新鮮な油で揚げます。サラダ油でOKです。米油だとまた違った味が楽しめるらしいのですが、高いのでやったことがありません。
170℃の油で揚げます。あまり材料を入れ過ぎると油の温度が下がるので、1度に3匹くらいまでで揚げます。

お好みの野菜も揚げて召し上がれ
野菜なども揚げて盛り付けます。
塩で食べてもいいし、天つゆで食べても絶品です。
キス釣りをしたら、是非チャレンジしてください。捌くのもそこまで難しくはありません。失敗しても衣がなんとかしれくれます。